パレオダイエット(原始人食)

我々人類は何を食べて来たのでしょうか? 人類の歴史は約500万年前に始まったと言われています。 そして米などの穀物を農耕を始めたのは1万年前です。 日本の中では、一番古い田んぼは、縄文時代の終わりころ(2,500年くらい前)のものが発見されています。 大昔に、東南アジアで生まれた米はどんどん広まり、世界各地でたくさんの種類が増えていきました。 稲というのは、気温が高く雨が多い、水が豊かなアジアの国々の気候・風土によく合い、たくさんとれるのです。 そのおかけで お米作りが始まる前の日本の人口は、20万人くらいだったのが農耕が始まり、奈良時代には600万人、江戸時代の後半には3,000万人にさらに江戸時代に入ると米を精製して(ビタミンやミネラルを捨て)食べるようになりました。 そして現代では1億2,000万人以上に増えました。日本列島でこれだけの人口を養ってこれたのは、米が日本の気候に合って、たくさんとれたからです。 この急激な変化に私たちの体は対応出来ておらず、炭水化物を主食にすることによって様々な現代病が生まれました。 現代人が米、麦を主食にしている事に注目して農耕が始まる前の原始人の食生活を見直す食事法がパレオダイエット(原始人食)です。 昔は脳を動かす栄養は糖質だけと言われてましたが脂肪の代謝物産で有るケトン体とゆうものもエネルギー源となります。 最近流行りのココナッツオイルはケトン体が豊富です。 または肝臓でアミノ酸を材料に糖を作ることができるのです。 確かに炭水化物は細胞活動のエネルギーになりますが我々の体は炭水化物をとらなくても脂質やたんぱく質からエネルギーを作れるように出来ています。