アスタキサンチン

アスタキサンチンはカロテノイド系(にんじんやトマトに含まれるβ-カロテン、リコピンと同じ脂溶性の色素成分)のキサントフィル類に分類される赤色の成分で鮭やエビ、カニ、イクラに含まれます。

サケはもともとマスと同じ白身魚でアスタキサンチンを含むプランクトンを食べることによってその色素成分を筋肉中などににためこむことによってサーモンピンクやイクラの色になります。

鮭は産卵のために途方もない距離の川を逆流に逆らいながら移動します。きっとかなりの疲労なはずですが、アスタキチサンがあるおかげで目的地までたどり着くことができる体や、卵を酸化などから守ることができるのです。

そのアスタキチサンの特徴は細胞膜の中と外で効能を発揮することで、その抗酸化力はビタミンEの500~1000倍、β-カロテンの40倍の抗酸化作用があり、さらにLDL(悪玉コレステロール)の酸化を抑えたり、筋肉疲労や眼精疲労、皮膚の老化のも効果があります。