私たち動物の生命活動にはエネルギーが必要不可欠である。
エネルギーを得るには食べ物からの栄養と呼吸からの酸素を利用して、ミトコンドリア(体の60兆の各細胞にあるエネルギー工場)でエネルギーに変換します。
その時、酸素の一部が活性酸素(フリーラジカル)となり細胞を傷つけたり、細胞を酸化(電子を奪う化学反応)させたり、がん細胞の発症や血液中のLDLコレステロールを酸化させて動脈硬化の原因となる。
フリーラジカルとは、電子エネルギーのバランスがとれていない物質で体内の細胞を自由に動き回り
相手から電子を奪い取り相手の物質を酸化する力がある物質だ。
酸化の定義を確認しておこう。
原子や分子から電子が一個なくなることを=(酸化)
逆に電子を一個もらうことを=(還元)
といいます。
ただ活性酸素の種類によっては体内で生体の細胞をを守る働きもある。
それは生体に侵入した細菌やウイルスを攻撃し細胞を守っる免疫機能や
糖と酸素からエネルギーを作る時にでる水素を結合することによって水になり対外へ排出する働きもしている。
老化現象を起し悪者とされる活性酸素も、身体を守る働きも持っていて2面性があるのだ。
生体に必要な働きをする活性酸素だが増えすぎると生体を傷つけてしまう。
活性酸素から細胞を守るための2つのポイント
1−抗酸化食品をとる
活性酸素は電子を奪うことで細胞を酸化させるので電子をたくさん持つ(電子供与性)ビタミンC,ビタミンE、β‐カロテン、ファイトケミカルをとると良いだろう。
活性酸素は酸素(O)なので水素(H)を摂ることによって
安全な水(H2O)なり除去してくれます。
還元力が強い水素サプリなどがおすすめです。
2−活性酸素が増える原因を認識する。
紫外線を浴びた
激しい運動した
強いストレスを感じる
喫煙
揚げ物やスナック菓子
などが活性酸素が増えてしまう。
活性酸素が増える原因が分かっていればその場面で摂取するべき食べ物や飲み物が分かってくる。
紫外線の多い夏などにビタミンCやファイトケミカルの多い生野菜や果物をとる。
ストレスが多い時には血液中のコレステロールが上昇する。これはストレスに対抗するための生体の機能の一つだがコレステロールが酸化すると動脈硬化がすすみ心筋梗塞、虚血性心疾患の原因になりますので抗酸化食品をしっかりと取ろう。
喫煙の時はコーヒーに含まれるクロロゲン酸や緑茶に含まれるカテキンをとる。
油で上げている食べ物やスナック菓子も活性酸素を増やす。スナック菓子などを取るときは緑茶などを淹れて血液中の抗酸化濃度を上げると良いだろう。
まとめ
活性酸素は体を守る働きと酸化させる働きの2面性があり増えすぎると体が老化してしまう。
活性酸素を増える原因やタイミングを認識してその時に対処しよう。
活性酸素には、(電子供与性)ビタミンC,ビタミンE、β‐カロテン、ファイトケミカル
や水素サプリが効果があります。