人体の主成分の元素を見ていきましょう。
体を作っている元素は全部で29種類ありその内の
- 水素(H)60,3%
- 酸素(O) 25%
- 炭素(C)10,5%
- 窒素(N) 2,4%
- リン(P) 0.1%
- イオウ(S)0.1%
人間を構成する98.9%の有機物はこの6種類の元素で構成されています。
人体はほぼ水分(H2O)なので水分をのぞけば炭素が人体の主成分で、炭素は炭素結合で有機物の基本骨格を作り、すべての生物の構造材料です。
体を構成する物質、
アミノ酸、脂肪酸、糖もすべて炭素物質を中心につくられており、いろいろな物質を作りあげるための骨格となる物質です。
すべての生物(植物、動物)は炭素を含む=有機物である。
※無機物は水や空気や金属など生物に由来しない物質です。 残りの1.2%はミネラルや鉄分などで 循環血液量の調節や細胞、血液のイオンバランスの調節や細胞や骨の形成に役立ちます。