酵素

 酵素は第8の栄養素です

酵素は地球上に住む、すべての動物や植物に存在しています。 生物の体の中で行なわれるすべての化学反応(代謝)に不可欠な存在です。例えば

  • 生物の細胞(核)でDNAをつくる際
  • 細胞のエネルギー発電所であるミトコンドリヤにも酵素が存在しており栄養素の分解に役立ち、酸素を使ってエネルギーを作る
  • 細胞内で不要になった(細菌、異物、毒素)を酵素によって分解、処分
  • 植物の葉緑素(クロロフィル)で光合成をする際
  • 消化酵素ー食べ物の消化、吸収活動

と地球上に住む生物の営みに欠かせないのが酵素です。 酵素は、エネルギーや生体の材料にはなりませんが、動物や植物が食べ物や空気、紫外線、水(外的物質)からエネルギーを作り出し消費するまでの工程や生体の材料を作りだすために必要不可欠な存在です。 動物の場合だと

  • 食べ物を消化、吸収する酵素=生存する
  • 体の材料を血管の血液を通って各細胞に届ける酵素=血液がサラサラなので動脈硬化や血栓ができにくい
  • 糖質やケトン体を細胞でエネルギー変換する酵素=エネルギー変換効率することによって基礎代謝アップ。

ただしエネルギー変換するときに副産物の活性酸素(老化物質)がでてしまいますので抗酸化物質であるビタミンCビタミンEフィトケミカルも摂りましょう。

  • 細胞内で細菌やウイルスを退治する酵素=風を引かない

があげられます。

ただ動物の酵素には限りがありますので私たち動物は食べ物から酵素を補うことで健康な営みがおくれるのです。

動物は酵素を、体内で生産されますが、一生に生産できる量は限られていてさらに老化とともにその量は少なくなっていきます。

肉などの分解、吸収は潜在酵素を多く必要としますので肉を多く摂る得は生野菜からの酵素をしっかり摂りましょう。

食事から酵素をとる生活や定期的にファスティングをすることは、健康に若々しく過ごすには大事なのです。 酵素はアンチエイジングな食べ物なのです。

酵素の多い食べ物 生の野菜 酵素はアミノ酸を中心とした物質で、35~40度で活動が活発になります。ちょうど人間の体温で活性化されすのでサラダ、や野菜ジュースが効果的です。

53度以上になると酵素の活性が失われてしまいます。 ※サラダにかける市販のドレッシングは脂肪酸のリノール酸が多く含まれているのでオリーブオイル(塩、コショウ)がおすすめです。

発酵食品や酵素ドリンクは食べ物に麹菌(みそ、塩麹)や納豆菌(納豆)、酵母(酒粕、ぬかづけ)特定の善玉菌や微生物を繁殖させたで食材の酵素が活性化されていて効果的に摂取できます。

  • 菌が食べ物の栄養を分解することによって食べ物の栄養価が高くなり、吸収がよくなる。
  • 栄養が分解され吸収がよくなっているので体内の潜在酵素を使う量が減る
  • 菌が栄養を分解することによって酵素が活発になる。

※酵素は熱で活性を失ってしまうので味噌汁、粕汁はなるべく最後にいれたほうが効率よく摂取できます。 マクロビオティック的には生野菜は陰性が強く体を冷やす作用があるので冬場の寒い時期や冷え性の方は発酵食品や酵素ドリンクから酵素を摂るのがおすすめです。